ランナー

ランニングの大会に出てみよう。失敗しないための大会選びとその準備。

大会(レース)に出てみよう。満足できる大会への望み方を検証する。

 

ランニングを始めてそれなりに習慣づいた方でも、まだ大会(レース)には出たことはない方も結構いらっしゃると思います。

近年誰でも参加できる市民マラソンの大会が増えてきているとはいえ、敷居が高く感じる人も多いのではないでしょうか?

プロ大絶賛の自宅ランニングマシン!【家庭用ルームランナー販売店】
ランニングを習慣づける方法(初心者ランナーへの道)

また、今まで何度か大会には参加したことはあるものの、いまいち楽しめなかったり、または自分の力を発揮できなかったりという不完全燃焼の体験の人もまた多いかもしれません。

今回は人によって大会への望み方が違うということで、いろんな観点から大会への望み方を検討します。

そしてどの場合でも、あてはまる大会で満足の走りができる方法を検証いたします。

 

大会に参加する人の様々な思いを考える

大会に参加する人の思いは人それぞれです。目的、目標、そしてその強さも人それぞれでしょう。

ただ参加するからにはその思いが達成でき満足のいく走りになることが大事であり、それが次のステップにつながっていくはずです。

代表的な大会への思いを挙げてみましょう。

完走をしたい

長距離の大会でまず第一の目標となるのが、レースをしっかり完走することではないでしょうか。

長い距離になればなるほどハードルは上がっていくでしょうし、ましてや初めて参加するレースとなればいろんな不安があるでしょう。そんないろんな思いも踏まえつつしっかり完走するための準備が必要になります。

記録を狙いたい

初めての大会でも、何度もレースに出ている方でも自分なりの記録という数値化された目標をもつことは非常にモチベーションになります。

到底無理な目標を挙げる方はいないでしょうから、可能性のある目標の到達を手繰り寄せるにはしっかりした大会へ望み方があります。

とにかく大会を楽しむ

市民マラソンの大会は基本エントリー費を支払って参加します。その他交通費などいろんな費用が掛かってくるわけで、そうして出走した大会で何にも楽しめなければ損した気分になりますね。

では楽しむためにはどうすればよいか。自分の走りができれば結果はともかく充実感を得られるでしょうし、満足いく大会だったといえるででしょう。

どんな大会に参加するか

大会の選択は大事です。レース自体が初めてという方は、まず短めの距離のレースから出ることをお勧めします。

練習量相当積んでいても本番のレースでは何が起こるかわかりません。10km~ハーフマラソンを選択し、コースも比較的楽な、アップダウンの少ないコースをそして気候的にも真夏の大会や真冬の大会ではなく11月や3月くらいの酷暑や極寒を避けた大会がお勧めです。

大会のある場所

経験を積むまでは近場の大会を何度か経験することが大事

大会のある場所も非常に大事になってきます。大会は朝にスタートする大会がほとんどですから、当日家から参加できる大会は限られています。可能なら最初はそういう近場の大会にエントリーすることをお勧めいたします。

遠方の大会に出場となると、前泊の必要がでてくるのでいつもと違った環境で一晩寝ることになります。

何度も大会を経験し、コンディションの調整ができるようになるまでは、居住の都道府県内、もしくは隣県での開催大会に臨むことをお勧めいたします。

遠方である大会、前泊の必要な大会の場合

宿泊施設

経験値を積んで遠方の大会に出場することになれば、当然前泊になります。人気の大会の場合エントリー受付前から宿泊施設がいっぱいで予約が取れなくなってしまうケースも多々あります。

前泊の場合はまず宿泊施設をエントリー前から余裕をもって探しておきましょう。宿泊施設は値段もですが、会場までのアクセスの良いところを選びましょう。

移動

遠方参加の場合は車は使用せず、公共交通機関を利用しましょう。(出走者以外が運転するなら少し話は変わりますが・・)

いずれにしても往復の移動時に自家用車で何かあった場合は大会どころではなくなりますし、神経も知らずにすり減っていることも多いです。

ただ都市部で必ず大会が開催されるわけではないので、僻地になればなるほど交通機関では参加が難しい大会も多いのも事実です。その場合はとにかく時間に余裕をもって移動するようにしましょう。

人数

可能なら最初は複数人で参加できるとよいと思います。経験がないうちは会場までのアクセス、到着後から出走までの間の時間の使い方等気持ちのほぐれる時間がなかなかないので、一人より気の知れた友人等がいると安心できます。

慣れてくれば一人でいろんな大会に参加していってもよいでしょう。

ただ実際ランナーは一人で参加の方も多いのが実情です。一人の場合はできるだけシンプルに行動し、レースに関係する以外の行動はとらないほうが良いと思います。

また、なにか不具合があった時の助けがなかなか頼めないので、そういうデメリットの1つや2つは気にしないというスタンスで臨むほうが良いと思います。最悪「ゼッケン」と「シューズ」さえあれば走ることはできますので・・・。

大会の距離

マラソン大会というと多いのは「ハーフマラソン」と「フルマラソン」ですが、いろいろ調べてみれば、3㎞や5㎞、10㎞あたりの大会もあります。

長い距離に慣れてない方や自身がまだない方はできるだけ最初は短い距離の大会に参加することをお勧めします。「まずは完走」することによって自信になります。

(記録を狙うにしてもファンランで完走だけすればよいという方も走力に見合わない距離を走ると後半とてもしんどくなります。)

距離設定は1段ずつ階段を上がっていくのが理想です。初めからフルマラソンを参加する方ももちろんいらっしゃいますが、かなりの確率で長距離の洗礼を受けてほろ苦いレースになることが多いのです。

理想は10㎞等のレースに参加してみて、まだまだ余力たっぷりというならハーフマラソンに次回挑戦する。結構一杯だったというなら、もう少し練習を積んで10㎞等のレースに再参加か、もしくは自身の感覚で地力が明らかに付いたと実感できるならハーフマラソン参加、という流れが良いでしょう。

そしてハーフマラソンとフルマラソンでは距離は倍ですが、実質倍以上の距離耐性が必要になりますので、少しずつ経験値を上げていき、距離を伸ばしていくことをお勧めします。

距離別練習量と経験値

ここで端的にレース(距離)の種類とそのスムーズな完走に必要な練習や経験値を記載いたします。

マラソン練習継続のコツは?無理のない時間と距離で練習計画を立てる

10㎞またはそれ以下

全く運動してない人は難しいかもですが、ジョギングを習慣づけられている方ならまず完走は可能な距離です。

ただ、距離を甘くみて飛ばしすぎると非常に苦しいレースになりますので、短い距離でもペース配分は大事です。レース初心者の方にお勧めです。また経験豊富なランナーの方でもスピードトレーニングのレースとして走る場合も多いです。難点はそんなにメインで開催しているレースは少ないので、近場で参加するレースを見つけるのが難しいかもです。

ハーフマラソン

ハーフマラソンを走り切るにはランニングの習慣と、練習でも10㎞~15㎞は通しで走っているという経験値が必要です。練習で15㎞とかを走れている方なら当日の頑張りでハーフの距離を行けると思いますが、練習では10㎞以下しか走ったことがないという人は、完走できても15㎞以降はかなり苦しい走りになる可能性が高いです。

ハーフマラソンはフルマラソンほど敷居が高くないので、いろんな経験値のランナーが参加しやすい大会だと思います。市民ランナーはこのハーフマラソンでいろんな大会を楽しみ、且つ経験値を重ねることをお勧めします。

30㎞レース

ハーフの21.0975㎞と30㎞の差の9㎞が大きく感じられる距離です。30㎞になると結構な時間を走り続けることになります。その体験はしてみないとわからないので、30㎞レースを参加する方はハーフは何度も余裕で走れている方がフルマラソンの事前練習のために走るパターンが多いですね。

いずれにしても30㎞レースは大会自体そう多くはないので、体験可能ならぜひ参加したらよいと思います。

フルマラソン

マラソン大会といえば最終的にこのフルマラソンを目指す方が多いと思います。マラソンを制限時間内に完走するという事だけでもすごいことですが、事前にしっかり準備、経験を積んでの完走はより感慨深いものになるのではないでしょうか。

単に一つのレースというだけでなく努力の蓄積があってこその達成感を満喫できるのがフルマラソンです。練習はランニングの習慣で週3回以上、100㎞/月以上、そしてハーフ以上の距離経験がある人が対象になると思います。

 

駅伝やリレーマラソンなど

チームで走ることの楽しさ、あとは距離が短いので参加しやすいのが特徴です。ただし駅伝になると順位意識が高くなるので、自分のレベル以上の無理をして走ると怪我等の原因となりますので注意しましょう。

リレーマラソンなどで走る楽しさを感じ、そこから単独のレースを走り始める人も多いので、参加が可能ならどんどんこういう大会も参加していきましょう。

週単位でランニングスケジュールを組もう

どんなレースでも重要なこと4つのポイント

様々な距離のレース、また実際にはその大会独自のコース特徴があります。しかしどんな大会でも言えることは自身のコンディションは可能な限り良い状態で臨むことが理想だということです。

そのために重要なことを今回4つまとめましたので最後にぜひ心の片隅に置いておいていただければと思います

1.意気込まない

長い距離を走るわけですから、5分や10分で終了する競技ではありません。1時間2時間それ以上の長丁場です。意気込みすぎるとその分エネルギーをいろんな面で浪費してしまいます。

マラソンは燃費が非常に重要なので走る以外のエネルギーの浪費は可能な限り減らしましょう。

2.準備しすぎない

普段から皆さんはレースではなくともランニングをしてます。それがレースになるとシューズを変えてみたり、必要以上にテーピングや装着物を付けたりとしがちです。それが悪いとは言いませんが、しすぎると走りの感覚がずれてしまい、かえって悪影響が出る場合も多いのです。

普段の走りがしっかりできればよいレースになるのですからあまり必要以上のことをしすぎないようにしましょう。

3.考えすぎない

これも同じくですがレース前にいろいろどうしようかを考えすぎないようにしましょう。レース展開は思い通りにいかない場合のほうが多いのです。最初に展開を思い描きすぎるとその通り行かなかった場合のダメージが大きくなります。

練習はしてきているのですから、あとはいつもの感覚で走るくらいの思いで良いでしょう。

4.大会を楽しむ

市民マラソン大会は、運営の方がその大会独自の魅力を出そうといろんな工夫をされてます、またコース自体もアップダウンやまたは海沿い、川沿い、山沿いなどコースを楽しむことも重要です。また沿道の応援、一緒に参加しているランナーとの励まし合いなど、楽しむことでその大会全体を自分の味方になり、パワーをもらうことができます。

大会の魅力の満喫と応援の感謝を忘れずに走るとよいでしょう。

まとめ

・マラソン大会(レース)に参加するには、最初は参加しやすい距離や場所を選ぶ

・自身の走力に応じてレースを設定し、経験値を上げていく

・単独参加でも複数参加でもよいがそれなりの行動をする

・どんなレースにおいても 大事なこと4点

 1・意気込まない 2・準備しすぎない 3・考えすぎない 4・大会を楽しむ

 

いかがでしょうか?ランナーの皆様の少しでも参考になればと思います。

記事のご評価、シェアよろしくお願いいたします

 

 

 

-ランナー
-, , , ,

Copyright© ウェルビーイングな生き方で幸せになる , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.