レースの距離や時間は決まっているが、トレーニングは自身で決めることを認識する
フルマラソンは42.195kmです
これは決まっていますよね。またハーフマラソンや10kmレースなども距離がきまっていて制限時間もあるでしょう
ただし自身のトレーニングについては
自分で日々走る距離は自分で決めることができます。
当たり前の様ですが無意識に練習でも走る距離や時間に盲目的にマニュアルでしばられている方も多いのです。巷の練習メニューを全くそのまま実施し、自身の走力や体調に関わらず推し進めてしまうと、疲労やメンタルの状態を臨機応変に考慮できず、故障やスランプに陥る事もあるでしょう。
もちろんある程度の距離や頻度で走る事は走力アップには必要であり、異論はありません。しかしマラソン練習を継続するために大事なのは、自分である程度融通を効かせた内容に出来る臨機応変さを身につける事です。
走る距離や時間に縛られすぎないようにする
ランニングが習慣になりある程度距離を走るようになればなるほど、逆に月間走行距離や日数に縛られる方が多くなってきます。
一般的マニュアルを丸ごと自身の練習メニューとしない
巷で言われる「サブ◯◯を達成するには月間◯◯km」必要とか、「週6日走って1日休むサイクル」だとかの情報に左右され、(その情報自体は間違っているわけではないですが、自分自身にピッタリかは別問題です)自身の体力や疲労度にあわず故障したり、スケジュールなどに無理が生じ上手く行かない場合も多いのです。
トレーニングで走る距離、時間は千差万別・十人十色で良い
本来ランニングスケジュールはその人の走力もですが回復力、仕事の種類、空き時間、休息、栄養、年齢、など細かく吟味した上で立てるものであり、サブ4はこれだけの練習とか、サブ3は月間300km以上とかが絶対的に決まっているわけではないのです。
かなり経験値や体験談に縛られた理論であるので万人に対して絶対ではありません。
オリジナルにメニューを臨機応変に作る
皆が練習での走る距離を伸ばせるに越した事はないかもしれませんが、プロでない限りランニング以外の仕事や、その他のスケジュールが忙しくて無理のできない人もいるでしょう。
市民ランナーは其々の状況や空き時間で、トレーニングをしたり走りの効率化を測る事り走力や全体の体力を伸ばしていけば良いと思いますし、その方が長い目で見れば、怪我なく年齢を重ねても走っていられるかもしれません。
専属のコーチでもいれば適切な練習メニューを与えてくれるかもしれませんが一般市民ランナーには基本いないので、自らが選手兼コーチなのです。
大事なのはいろんな情報を収集することだけでなく、自身の走力そして練習頻度と強度、回復力があっているか、体をケアする時間、休息する時間が取れるのかをしっかり考える事が大事です。そうすることで故障なくトレーニングを継続することができます。
ランニングスケジュールは週単位で習慣化し、目標に合わせて強度と頻度を調整する
もちろんストイックに走ることも凄いことですがいかに楽しく長く走れるかも極めていく必要があると思います。その上で記録などの挑戦をしていくことも今後の市民ランナーの考え方として一つの選択肢ではないでしょうか。
まとめ
マラソンの練習の中で練習日数、走行距離強度は重要。その上で、
①決まった練習メニューが万人に当てはまるわけではないことを認識する事。
②自身の走力、回復力や体力、耐力など練習が継続可能なものかは自身で判断し工夫して変更する。
③大事なのはは怪我をせず長く走る事であり、走る以外のトレーニングも取り入れながら、バランスの良い体力を積み重ねていくことも大切である。
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