誰もがランニングスキルを高めれば今より速く楽に走れるようになる
キーワードは「ランニングエコノミー」
今多くの方が健康のため、又は趣味としてランニングをされています。その反面、本格的に陸上競技をしていた方でなければ、自身の走り方について一から考えたり分析までしていない方が多いのではないでしょうか。というより何処が良いのか悪いのかの判断が難しいですよね。
なぜなら小さい頃より意識せず走ってきて、そのままで今があるのですから今の走り(フォーム)が当たり前になっているんですね。でも本当にそのフォームが効率の良い走りになっているのでしょうか?
走るという単純な競技・・・反面、求めれば求めるほど奥が深いスポーツです
100mならともかく、長距離ならそこまで考えなくても…と思わないでください。長距離には長距離を走るためのスキルが必要です。そのスキルこそ・・ランニングエコノミーの追求でしょう
ランニングを始めようと思う方へ
健康のためにランニングはとてもよいスポーツだと思います。
ランニングは何歳から始めても、何歳になっても走れます。年齢を重ねても、元気に、楽しく走れるようになりたいと思いませんか?
ランニングは場所を選ばす一人でもできるスポーツですが、継続していくためにはコツがあります。(何に対してでもですが)
ランニングの楽しさを自分なりにみつけること
まず走る事を楽しめるかです・・続けるための基本ですよね
楽しさは人によって違います。
皆で会話しながらジョギングする時間や空間に幸せを感じる方、
かたや
自分の記録や限界に挑む事と達成に幸せを感じる方もいます。要は、「充実感が持てるか」これがひとつ。
もう一つ継続するために大切なことがあります。
継続するための「体力的な課題をいかに克服するか」です。
長距離を走るのは非常に体力を使います。100m走のような全力疾走ではなくても、長時間日々習慣的に走り続けるのは筋力、持久力、心肺機能、メンタルを消費します。
いくら習慣化したいと思っても、疲労困憊状態では続かないでしょうし、本末転倒で走る意味さえ見失ってしまいますね。つまり、走ることに最低限の体力を効率的に使うことが求められます。
体力をトレーニングによって維持することと同時に、いかにエネルギーを浪費せずに、できるだけ楽に走ることを追求していくこと。
それがランニングエコノミーを高めることです
逆説的になってしまいますが、着実にマラソンを走る力をつけるためには、1番大事なのはトレーニングを継続し続ける能力だと思います。それは否定しません。
ただ、皆それぞれ貴重な時間を同じ時間を練習に費すならば、今まで100のエネルギーを使って走っていたのを90や80いやそれ以下のエネルギーで同じように速く、長く走れたらいいと思いませんか?
自身の走りは幼少から現在まで多くの方が個々に無意識に作られてきたものです。当たり前と思っていた走りの感覚が逆だったり、認識が違っていることもあります。
キプチョゲフォームに学ぶ! ランニングエコノミーの高いランナーになる為のランニングフォームをマスターする。
ランナーの方に少しでも効率の良いフォームや意識、走りのメカニズム、体のケアのことなど今後に少しでも役に立ててもらい、何歳になっても元気にランニングが続けられるような情報を提供していこうと思います
とてつもない体力や、恵まれた体格がなくても、ランニングフォームをはじめとするスキルを習得し、ランニングエコノミーを高める事で、体力や年齢を凌駕することがマラソンでは可能なのです。
まとめ
・大人になってからのランナーはランニングエコノミーが大事
・ランニングを継続するには楽しむこと、そして体力的な課題を克服すること
・体力的な課題の一助となるのがランニングエコノミーである
・ランニングエコノミーの多くは正しいランニングフォームの習得にかかっている
ランニングエコノミーを高めて、楽しく、速く、長く走りましょう
初心者ランナーはまずジョギングをマスターすることから始めよう。